Favero パワーメーター

琵琶湖・湖西のスポーツ自転車店どてるしの店主です。

ペダル型パワーメーターFaveroのASSIOMA Duoをご用意させて頂きました。

ASSIOMA

 左側のみパワーメーター内蔵タイプのUNOと、左右ともパワー計測できるDUOが有ります。

ペダルで計測するパワーメーターだとガーミンが浮かびますが、こちらのファベロのアシオマは左右計測タイプのDUOでも税込み88000円と驚くほどリーズナブルです！

なんだか英語っぽくない名前なのはイタリアのメーカーだからみたいです( *´艸｀)

詳しくはこちら↓

nichinao.jp

 いろいろな所でパワー計測はできますが、ペダルでパワー計測するタイプの良いところは、車体を換えても転用できる点です。

複数台自転車をお持ちの方や、今後乗り換えを検討している方にはとてもおススメです！

早速セッティングをしてみました。

箱を開けて持ってみた感じの重量が「あれ？軽い」と思ったら、左右ペアで303ｇしかないそうです。

まず充電は付属のUSBコードとコンセントからUSB2本を給電・変換するアダプタで左右同時に充電できます。

充電器は磁石で気持ちよくパチッと嵌ります

フル充電で50時間稼働するようですので、毎回充電する必要が無い分充電し忘れに注意なタイプかもしれません。

バッテリー残量はFaveroの無料スマホ用アプリやペアリングしたサイコンで確認することができます。

最近のパワーメーター対応のサイクルコンピュータなら、こちらはAnt＋にもBluetoothにも対応しているのでペアリングして使用できます。

その他の特徴としては…

・このパワーメーターにはケイデンスセンサーが内蔵されているので、ケイデンスセンサーが不要になります。

・クリートはLOOKのKeoと互換性が有ります。LOOKをお使いの方はそのまま使えますし、SPD-SLやTIMEをご使用の方もシューズはそのままで付属のクリートと付け替えてご使用いただけます。

・クリートとの嵌めあい強度の調整幅が広いです

すんごく柔らかくもできます

一番弱い状態にするとかなりの柔らかさになるので、女性の方やビンディングデビューの方にも使いやすいつくりになってます。

もちろんかなり固くもできますので、もがき倒す方にもおススメです。

パワーメーターというと10万円台前半以上のイメージでしたが、良い時代になてきました(#^^#)

パワーが数値で見えることでトレーニングの内容の組み立て方や乗車中の管理も細かくできるようになります。

ぜひ導入してみて下さい！

～琵琶湖・湖西のスポーツ自転車専門店どてるし～
当店でお買い上げ頂いた自転車はすべて分解してから確実な組み立てをします。
隅々までチェックしているので、点検と簡単な調整はずっと無料です。
整備内容にこだわった、美しくそして機能的なスポーツバイクのご相談はどてるしまで(｀･ω･´)ゞ

どうでもよくてもこだわってしまう…

琵琶湖・湖西のスポーツ自転車店どてるしの店主です。

カセットスプロケットを取り付けるときになんだかいつも気になってしまうところが有ります。

こちらはCS-R8000です

この板と板の間の…

黒いところです。

正式にはギア間座というものです。

物によって樹脂製だったり金属製だったりするパーツです。

上の写真はシマノのパッケージからだしたままの向きで並べてみました。

ちなみに裏返すと下の写真のようになります。

11speedなので11Sと書いてある面と書いてない面が有ります。

取り付ける際は表でも裏でも右でも左でも嵌る場所ならどこに着けても問題ないものです。

…どうでも良いところだとは思うんですが、

パッケージに入ってるまま便利なプラスチックパーツで滑り台的に取り付けるのも良いんですが…

なんか気持ち悪いなぁと感じてしまう訳です。

という事で店主のエゴ全開で、どてるしで販売・取り付けさせて頂いたカセットスプロケットは全て同じ場所に同じ向きで揃えて取り付けしています！

同じ面の同じ位置に11Sが来ます( *´艸｀)

まず1枚目ここに来て

その上からギアを載せて

間座を載せて…を繰り返します

最後にロックリングで固定して出来上がりです！

出来上がり！

あ～スッキリした！

以上店主の自己満足コーナーでした。

逆に気持ち悪いわって言われそう…

お買い上げいただいたカセットスプロケット良かったら外して見てみて下さい。

そして大いに引いてください( ;∀;)

～琵琶湖・湖西のスポーツ自転車専門店どてるし～
当店でお買い上げ頂いた自転車はすべて分解してから確実な組み立てをします。
隅々までチェックしているので、点検と簡単な調整はずっと無料です。
整備内容にこだわった、美しくそして機能的なスポーツバイクのご相談はどてるしまで(｀･ω･´)ゞ

メンテナンスは年に一回？

琵琶湖・湖西のスポーツ自転車店どてるしのホイールのメンテナンスをする店主を観察するナオコ☆です。 

高価なホイールを定期的にメンテナンスをして、いい状態を保つために…

ホイールの中のベアリングを掃除して、グリスを足して元に戻す。
ベアリングが痛んでいる時は、新品に交換します。

そんな作業を見て、説明を聞いていたら…

あれ？

弦楽器でいったら、ホイールは弓にあたるのではないか⁈

…なんて。

趣味でチェロやコントラバスをやっていて、たまにお店で弾いているので、こうやって置き換えると自転車の理解が深まりました。

弓も使っていくと消耗するのでメンテナンスが必要になります。
一番多いメンテナンスは弓の毛替えだと思います。
私はチェロの弓の毛を発表会一カ月前に合わせて、年に一回交換しています。

発表会ではないですが…

弓もホイールも、よく使う人は半年に一回交換・メンテナンスするそうです。
自転車との共通点だ～♪

そういえば、コントラバスの弓…毛替えをしていない！(; ･`д･´)

毛替えしてないけど、発表会

チェロ程使用していないから、弓の毛替えは年１じゃなくてもいいかな？と怠ってしまいました。
ここ最近は毛が痛んでどんどん切れてきています。
一回の練習で大体２本切れる。
だんだん毛の滑る感じや出る音に違和感を感じるようになってきたし、そろそろ毛替えの時期ですね。

フサフサです。

…ってなわけで、弓の毛替えをしました。
写真を撮るセンスが少し怪しいので、わかりにくいですが。
つやつや～°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

真っ白

毛替えをしたばかりの時は松脂が付いてなくて音がでないので、松脂をたっぷりつけて。
以前のカスカスした音はでなくなりました。
毛替えって良いですね。

きっとホイールのメンテナンス後もこんな感じで調子が良くなっているんでしょう。

ホイールも弓も年に1度はメンテナンスをお勧めします。

～琵琶湖・湖西のスポーツ自転車専門店どてるし～

当店でお買い上げ頂いた自転車はすべて分解してから確実な組み立てをします。
隅々までチェックしているので、点検と簡単な調整はずっと無料です。
スポーツバイクで困った事はお気軽にご相談ください。

毎週末朝の走行会やってます。どなたでもお気軽にご参加下さい。
一緒に調子の良いメンテナンス後を楽しみましょう♪

Campagnolo BULLETのベアリング交換

琵琶湖・湖西のスポーツ自転車店どてるしの店主です。

カンパニョーロのホイール・バレットのベアリングを交換させて頂きました。

BULLET H50

今では生産終了になってしまったモデルですが、基本的にカーボン製のリムでハイトが50㎜あってブレーキ面が安心のアルミ製のホイールです。

軽さの面などで見ればフルカーボンのリムが良いわけですが、リムブレーキである以上ブレーキ面がカーボンだとどうしても制動力が落ちてしまいます。

レース機材という目線ではなく、サイクリング目線で行くとブレーキの安心感を求める方も多く、惜しまれながらも各社この手のカーボン＋アルミのハイブリッドリムのホイールはほとんどなくなってしましました(´;ω;｀)

もしお探しでしたらVisionのこんなホイールも取り扱っています。

doterushi.hatenablog.com

さてさて、今回はオーバーホールも兼ねて、ベアリング交換のご依頼をいただきました。

元々スチールベアリングが組み込まれているホイールですが、USBベアリングというセラミック球を使ったベアリングに交換させていただきます。

洗浄前の後輪

しばらく使い込んで頂いているので外部のクリーニングも兼ねて進めていきました。

前ハブの外蓋を取ったところ

どうしても細かな汚れは少しづつ内部に入ってきています。
この辺りも一通り奇麗にしちゃいます。

カートリッジ式のスチールベアリング

シルバー色の蓋の下にはベアリングが鎮座しています。

ここも外していきます。

←USB　｜　スチール→

青いほうがUSBベアリングです。黒いセラミック球が見えます。

どちらもカンパ純正品です。

一通り外したらすべてのパーツをクリーニングして、注油すべきところに注油して、部分部分で最適なグリスを適量入れながら組付けていきます。

前輪を仕上げたので、続いて後輪へ

こちらは後輪構成員の皆様

一旦一通り皆様には外へ出ていただきます。

フリーボディがカチカチしてるところ

空き家になったハブ内部もキレイにしていきます。

お掃除完了！

さらに外したフリーボディもキレイにしていきます。

実はこのフリーボディの中にも2つのベアリングとたっぷりのグリスが入っているんですが、今回はベアリング交換がメインミッションで、フリー内部までの汚れは無さそうで回転異常も無いようなので表面とラチェット部の爪のクリーニングのみにさせて頂きました。

時々トラブルになる輪っか

この細い輪が3つの爪を押さえてくれています。

時々この輪が折れてトラブルになる場合があります。

どてるしでお買い上げいただいたホイールは、この部分を外した場合は毎回必ず輪を無料交換させていただいています。

複数回脱着をするとさすがに傷んでくるようで、年に数回ここが原因でフリーボディがロックしてしまうなどのトラブルの修理に駆け込まれる方が居ます。

皆さんキレイになって頂きました。

もちろんベアリングは選手交代です。

ここのギザギザ部分に収まるフリーボディのラチェット部のグリスの種類と塗り方でカチカチ音の鳴り方が変わります。

使い方や製品によっての限度は有りますが、爆音好きの方やステルスモード好きの方のご要望にもある程度お答えできます(｀･ω･´)ゞ

他の部分にも適材適所のケミカルを使い分けて組付けていって完成です！

セラミックベアリングらしい滑らかに滑るような回転になりました( *´艸｀)

良いホイールは高価な分、細かく手を入れることができて長くお付き合いできます。

逆に言うとせっかくの高価なホイールも、きちんとメンテナンスしてあげないと初めの高性能は初めだけでどんどん劣化していってそのままお別れとなってしまいます。

車体全体で見てもホイール単体で見ても、初期調整と定期的なメンテナンスは必須です。

いくらなんでも使い捨てにはできない物ですので良い自転車・良いホイール大事にしてあげてください。

どてるしも大事にお世話させていただきます(｀･ω･´)ゞ

～琵琶湖・湖西のスポーツ自転車専門店どてるし～
当店でお買い上げ頂いた自転車はすべて分解してから確実な組み立てをします。
隅々までチェックしているので、点検と簡単な調整はずっと無料です。
整備内容にこだわった、美しくそして機能的なスポーツバイクのご相談はどてるしまで(｀･ω･´)ゞ

GIOS AMPIO TIAGRA

琵琶湖・湖西のスポーツ自転車店どてるしの店主です。

ジオスのフラットバーロード・アンピーオのティアグラ使用をご用意させていただきました。

AMPIO TIAGRA

最近では一部のメーカーでしか生産されなくなってしまったクロモリフレームです。

自転車という乗り物の美しさがよくわかる大きな前三角に細身のパイプ、とっても綺麗です！

見た目もさることながら、独特のしなやかな乗り心地でガツンと来るはずの振動はどこか硬質のゴムクッションを通したような角の取れた感じになって、踏み込んだ時の緩やかにしなるバネ感がなんとも気持ちよく、店主はクロモリが大好きです！

細身のフレームにジオスプルーが素敵

このアンピーオは2x8速のCLARIS仕様でフロントフォークもクロモリのモデルと、今回の2x10速のTIAGRA仕様でカーボンフォークのモデルが有ります。

www.job-cycles.com

カタログの仕様では黒いアウターケーブルが付属してきますが、どてるしでは付属品より高品質なものに無料で交換しています。

その際にせっかくだから色を選んで頂いて他とは違った一台に仕上げさせていただいています。

白と紺を左右に入れて個性的な仕上がりに！

カタログ通りの黒も締まった感じで格好良いですが、この爽やかなカラーには色が合いますね(#^^#)

紺色もフレームカラーとよく合って自然に溶け込みました。

あとはまた選択肢の多い(;・∀・) インナーキャップをお選びいただいて出来上がりでっす！

せっかくの特別な一台です！こだわりたいと思います！

ところで今回のフラットバーロードですが、クロスバイクっぽいですが、フラットバーを着けたロードバイクです。

クロスバイクとは構造が少し違っていて、ロードバイク向けブレーキ専用のフレーム構造にロードバイクに搭載される高速巡行向けのギア比になっていて、ロードバイクのようにハンドルポジションが低くできるようになっています。

厳密にいうと若干違う部分も有りますが、要するにドロップハンドルに交換してロードバイク化することができます。

クロスバイクでこれをやってしまうとドロップハンドル向けのレバーとクロスバイク向けのブレーキや変速機に互換性が無い問題と、ドロップハンドル化してもハンドルポジションが高すぎて違和感のあるものになってしまいます。

ゆったりのんびり向けのクロスバイクと、よりスポーティに発展性を持たせたフラットバーロードです。

使い道に合わせた選び方ができると良いですね。

さて、クロモリという素材は奥が深く、使用用途や体格に合わせてフルオーダーで制作してくれる職人さんが居ます。

当店からもmacchi cyclesさんにオーダーすることができます。

www.macchicycles.com

長く乗っていても身体に疲れが来にくいクロモリフレームですが、ツーリングはもちろんのことレースやヒルクライムなどにも適したフレームもあります。

そういった高い走行性能をお求めの場合は特にフルオーダーのクロモリがおススメです！

カラーリングやデザインも思いのままです。

お手頃な市販車もこだわりの結晶のフルオーダーも、やっぱり美しいクロモリです。

色々とご紹介できますので気になるバイクが有りましたらぜひお気軽にどてるしまで～

～琵琶湖・湖西のスポーツ自転車専門店どてるし～
当店でお買い上げ頂いた自転車はすべて分解してから確実な組み立てをします。
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TNI CX-EXTRA

琵琶湖・湖西のスポーツ自転車店どてるしの店主です。

TNIのシクロクロスフレームで、グラベル使用を想定したツーリングバイクをご用意させていただきました。

3x10速の荷物を積んでも走れる仕様にしました

フレーム自体はシクロクロス用にケーブル類はトップチューブの上を通って、前三角は大きく担ぎやすくつくられていますが、荷台や泥除けも取り付けできるダボが用意されています。

組み立て方次第ではいろいろな使い方のできる汎用性の高いアルミフレーム＋カーボンフォークです。

フレームから組み立てる際はフレームの下処理から確実にしていきます。

BBタップと面取りをしています。

組み立て前に整えられる部分は徹底的に整えてから組み立てしていきます。

リアエンドハンガーなども新品状態と言えど曲がっていない物はほとんど無いのできちんと修正してから組み立てます。

キチンとしていない基礎の上にまともな家は建たないのと同じですね。

詳しくはWebで！

www.doterushi.com

今回はランドナーからの乗り換えのお客様で、「未舗装の林道も走れてじっくりツーリングできる車種を」ということでご用意させていただきました。

元々シクロクロスなので色々なタイヤを選択できます

今やシクロクロスもディスクブレーキが主流になってますが、ツーリングで使ったり気軽に使う場合にはリムブレーキがやっぱり便利ですね。

STIレバーを使ってオーソドックスなカンチブレーキ仕様にしました。

このフレームならフラットハンドル仕様で組み立ててVブレーキを着けてクロスバイク風にして使っても面白そうです。

クロスバイクも入手困難なご時世ですので、クロスバイク向けのパーツを合わせてどてるしオリジナル完成車をつくってみようと画策中です( *´艸｀)

そう言えば、どてるしで組み立てた自転車は納車の時までインナーキャップを取り付けしません。

というのは、組みあがった車体を見てお好みの色を選んで頂けるようにしているからです。

同系色でも実は種類があります(#^^#)

ご注文いただいた際には使用するワイヤーの色も選んで頂いてますので、最終調整のワンポイントになるキャップを着けて仕上がりとなります！

このフレームはシンプルな色合いなので、今回は黒ワイヤーでビシッと締まった感じになりましたが、ワイヤーで差し色を入れてもきれいに仕上がりそうですね。

とりあえず乗れれば良しの足替わりではなくて、せっかくのスポーツ車ですので色々とご希望をお聞かせください。

満足のいく自転車のお手伝いさせていただきます！

 ～琵琶湖・湖西のスポーツ自転車専門店どてるし～
当店でお買い上げ頂いた自転車はすべて分解してから確実な組み立てをします。
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整備内容にこだわった、美しくそして機能的なスポーツバイクのご相談はどてるしまで(｀･ω･´)ゞ

Fulcrum Racing ZERO competizione

琵琶湖・湖西のスポーツ自転車店どてるしの店主です。

フルクラムのレーシングゼロ・コンペッティツィオーネをご用意させていただきました。

スポークが1本だけ赤いリムブレーキ仕様

日本人的には舌を噛みそうな名前ですが、フルクラムのアルミホイールの最高峰です。

2Way-Fitでクリンチャーにもチューブレスにも対応します。

爽やかな青いフレームに元々赤の差し色を使っていたお客様なので、見た目も完ぺきなコーディネートになりました( *´艸｀)

コンペッティツィオーネの名が付くZEROと通常のZEROとの違いは、2Way-Fitになっているかどうかと、ベアリングがUSBベアリングかCULTベアリングかの違いです。

このコンペ(略)はCULTベアリングを採用しています。

CULTってしっかり書いてあります！

USBもCULTと同じセラミックベアリングを採用しているので滑らかに回るのですが、決定的な違いはそのベアリング球を受ける部分が特殊加工で強化されているかどうかにあります。

セラミックはとても固いので通常であればしっかりグリスを塗ってなければ受け側は削れてしまいます。

CULTは受け側を強化加工しているのでグリスが無くても簡単には削れません。

グリスは粘度が高いので、グリスが有るか無いかの違いは簡単に言えば泥沼の中を歩くのか普通に空気中を歩くのかの違いみたいになります。

 

 

 

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基本的にどのホイールもベアリング部分にはグリスが入っているので、ハブシャフトを回すとヌメッとしますが、CULTはしません。

心配になるくらいクルクル回ります。

そんなCULTベアリング仕様のレーゼロ
販売前の下準備をしっかりしていきます(｀･ω･´)ゞ

フリーボディを外した状態

実は後輪はフリーボディに接しているので、前輪のように抵抗を感じないような超回転はしませんが、フリーを外したこの状態だと同じ様にクルクル回ります。

シャフトを抜いた状態

これがCULTベアリングです。

実はフルクラム製のホイールとカンパニョーロ製のホイールは、CULTベアリング非採用モデルでも後からCULTベアリングに付け替えできるモデルが一部有ります。

別のホイールで店主も好きで付け替えて使ってます( *´艸｀)

もちろん前輪後輪ともきっちり分解点検をしていきます。

振れ取り・テンション調整

センター出し

一流ブランドのホイールと言えど、完ぺきに振れ取りやセンター出しができている物はほぼ有りません。

ここで手を入れずに乗るのは整備していない自転車に乗るのと同じです。

キッチリ整備してお渡しします。

振れ取り台に乗せて、手を放してそのまま置いておいてもCULTベアリングのホイールはしばらくずっと回ってます。

え？まだ？
って感じるくらい回り続けてます。

これが走行性能にしっかり出てくるわけです。

実際以前当店で開催したFulcrumの試乗会でRacingZEROのコンペと非コンペで乗り比べをしてみましたが、明らかに1グレード違うホイールと言うのが体感できました。

恐るべき性能です。

この振れ取り台に乗ったホイールはずっと待ってると、最終的に一番重い部分が下になって停止します。

この一番重い部分が他と差が大きければ大きいほど回転に悪影響を及ぼします。

簡単に言えば走行中に上下に暴れます。

バイクラックに自転車をひっかけて、車輪を勢いよく回したらバイクが上下に暴れたりするのを見たことありませんか？

高速走行中にあれが発生していますので、体重と車重で抑え込んではいるものの当然バイクのコントロール性や走行性能に悪影響が出ます。

せっかく軽いホイールなのに錘を貼るなんて…( ;∀;)

とは思いますが、ウェイトを貼って全体の重量バランスを整えることで嘘みたいにホイールが暴れなくなります。

www.doterushi.com

これをやってみるとほぼ確実に走りの違いが感じられます。
※重量バランス差があまりでていない物では体感しにくい場合があります。

僅か1グラムでもバランスは狂いますし、修正もできます。

ご興味あればぜひお試しください！

さて、準備させていただいたホイールはバイクに組付けた後、無料でブレーキと変速の再調整をさせていただきます。

さらに良いホイールを良い状態でお使いいただくための日常のメンテナンス法などもご説明させていただいています。

知っておくと便利なことがあります

 高級ホイールはメンテナンスもし易いうえに、もしもの時の交換用スモールパーツもしっかり用意されています。

日常のメンテナンスで見ていただきたい部分はありますが、ご自身で触るのが不安な方は、お買い上げいただいたホイールならお持ち込みいただければ無料で確認も調整もさせていただいたいます。

オーバーホールや修理に関しては費用を頂戴しますが、お買い上げ品に関しては大幅に割引きした工賃で承ります。

安心して良いホイールの走行性能を楽しんできてください！！

 ～琵琶湖・湖西のスポーツ自転車専門店どてるし～
当店でお買い上げ頂いた自転車はすべて分解してから確実な組み立てをします。
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整備内容にこだわった、美しくそして機能的なスポーツバイクのご相談はどてるしまで(｀･ω･´)ゞ