琵琶湖・湖西のスポーツ自転車店どてるしの店主です。
どてるしはワイヤーの取り回しにこだわっています。
機能性はもちろんですが、自転車は美しくなければならないと思ってます。
最近お買い上げいただいたMERIDAのREACTOなんですが、ワイヤーの取り回しをメーカーの標準から変えてみました。
写真の様にダウンチューブ上部前方からワイヤーがフレームに入ります。
今回はお客様と打ち合わせて右レバーから来るワイヤーは右側から、左レバーから来るワイヤーは左側からフレームに内蔵するようにしました。
実はメリダの自転車は仕入れたままの標準組立では、右レバーから来たワイヤーは左から、左レバーから来たワイヤーは右からフレームに入っていきます。
※同じ自転車の施工前の写真を撮り忘れたので別車種の写真です...
上から見ると一目瞭然ですが、右→左・左→右にするとこんな感じにワイヤーが輪っか状に広がります。
ちなみに右→右・左→左にするとこうなります。
※ちなみに車種によって構造上それぞれできる場合とできない場合があります!
じゃあどっちが良いの?
…と言われると基本的には好みです!
メリットとデメリットで言うと...
右→右のメリット ・すっきりしていて美しい
・エアロ効果が高い?
右→右のデメリット ・ワイヤーがフレームに触れるので対策しないと傷になる
・パーツとフレームの相性次第でハンドルが横を向いたりする
右→左のメリット ・ワイヤーがフレームに触れないので傷の心配がない
・ワイヤーのキツイ曲がりが発生しにくく抵抗が発生しにくい
右→左のデメリット ・右→右に比べて見た目スッキリしない
・ハンドル幅次第では手がワイヤーに触る
…と考え方は色々です。
右→右でいくとワイヤーがフレームに当たりますのでクッションを着けさせていただきます。
…結局何が言いたいかといえば、好みを聞かせてください!ということです。
どてるしでは組み立ての際にワイヤーを無料で新調します。
その時に色を選んで頂くのもそうなんですが、
・どうやってワイヤーを取りまわすか
・ポジションを変えた際などに合わせてどれくらいワイヤー長のゆとりを残すか
・ハンドル周りにどんな部品をつけるか
・補助ブレーキレバーは必要か
・どんな乗り方をしたいか
などをお聞きしてその方にベストなワイヤリングにしたい訳です。
個性と機能性と美しさをバランスさせたいんです!!
同じ車種ならどこで買っても同じなんてことにはさせません!
ワイヤー交換作業には使うワイヤーにもよりますが、部品代と工賃で1万円位はかかります。
後からバーテープをめくってやり直すというのは、オーバーホールの時以外では避けたいものです。
なので是非組立前にご相談下さい(`・ω・´)ゞ
次回は店主どうしても好きになれないコレ…のお話がしたいです。
自転車は美しく!そして機能的に!!
~琵琶湖・湖西のスポーツ自転車専門店どてるし~
当店でお買い上げ頂いた自転車はすべて分解してから確実な組み立てをします。
隅々までチェックしているので、点検と簡単な調整はずっと無料です。
整備内容にこだわった、美しくそして機能的なスポーツバイクのご相談はどてるしまで(`・ω・´)ゞ