琵琶湖・湖西のスポーツ自転車店どてるしの店主です。
自転車の技術はどんどん進んでいます。
最近ではほとんどの車種がワイヤーやブレーキホースがフレームの中に内蔵されるようになりました。
もちろん整備技術もどんどん高度なことが求められるようになってきて、メーカーさんは少しでも作業がスムーズに進められるような工夫をしてくれるようになりました。
で、最近はこんなのが完成車に付いてくることが増えました。
上のSHIMANOロゴの物は油圧ブレーキのホースとホースを接続するJ-KITというもので、メーカーの組み立て工場でフレーム内部を通してきてくれます。
販売店はハンドルから飛び出しているホースとフレームから飛び出しているホースとを接続するだけで、レバーからブレーキ本体までを完全に接続出来るという優れものです。
それからシフトケーブルに付いている左右の銀色部品は、ダイヤルを回すだけでケーブルテンションを調整できるケーブルアジャスタです。
変速調整はケーブルの張り具合で調整するので、どこかに調整できる部分が必要になります。
でも、以前から後変速は変速機に調整ダイヤルがついていますし、最近では前変速にも調整機構が備わっていて、実はこのケーブルアジャスタを外しても問題ない物がほとんどです。
どれも便利なパーツなんです。
…が、組み立て都合は良くても、無いほうがカッコ良いと思うわけです。
一応それぞれ外しているほうが多少なりとも軽くもなりますし、場合によっては部品同士が当たり合ってガチャガチャ音が鳴ることもあります。
というわけで、どてるしでは自転車をご注文頂いた際に念のため確認させていただいて、外しても問題ない際は外して組み立てさせていただいています。
元々どてるしではケーブルを交換して組み立てしていますし、アウターケーブルの色もお選びいただいています。
実はJ-KITもケーブルアジャスタも、外すという事はホースやケーブルを丸ごと交換することになるんですが、カッコ良い事が大事なスポーツバイクは丸ごと交換して組み立てています。
どちらもご希望が有れば基本的に部品代や作業工賃は無料で交換させていただきます。
※一部車種では部品代のみ頂戴する場合が有ります。
あ、もちろん外さないで欲しいという場合(特にシフトケーブルアジャスタ)はアジャスタ位置を最適化してケーブル交換して組み立てします。
ぜひ自転車ご注文の際にはたくさんご要望を聞かせてください！
取付したい部品をハンドル周りに設置して、それに合わせたケーブル長で組み立てし欲しいなど、できるだけ理想の自転車に近づけられるようにします！
性能だけでなく見た目も良い自転車つくります！
～琵琶湖・湖西のスポーツ自転車専門店どてるし～
当店でお買い上げ頂いた自転車はすべて分解してから確実な組み立てをします。
隅々までチェックしているので、点検と簡単な調整はずっと無料です。
スポーツバイクで困った事はお気軽にご相談ください。
