ZIPP 303 FIRECREST

琵琶湖・湖西のスポーツ自転車店どてるしの店主です。

 

ZIPPの新型303 FIRECRESTが届きました。

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いろいろ新要素だらけのホイールです

 

ZIPPといえばのリムのディンプル加工はきっちりされていて、ロゴは新しくなりました。

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ここ数年各メーカーのロゴがどんどん変わってきてますね

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このディンプル加工が空力性能を上げるそうです

 

 

新しい事だらけのホイールなんですが、まずリムの内側にタイヤをひっかけるフックが無くなっています

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チューブレスレディで使う前提の設計ですが、緊急時にチューブを入れれます。

 

フックが無くてタイヤ外れないか心配でしたが、リムの適正空気圧(最大5barまで)を守れば全然問題なしです!

と言うか、リム指定の低い空気圧で走ってリムにフックが無い事と、超ワイドリム構造のためタイヤの変形量が減らせるので、乗り心地の良さと転がり抵抗の高さが両立できるそうなんです。

この超ワイドなリム幅が大きな効果を発揮しています。

 

タイヤ幅23Cが標準の時代に長く自転車に乗っていた店主としては、25C以上が推奨というFulcrum Racing ZEROに初めは戸惑いましたが、17Cクラスのリム幅が標準化するとすっかりそんな規格にも慣れてしましました。

 

そんななか現れたこの超ワイドリムを店頭在庫のRacing ZERO C17と重ねてリム幅を見比べてみました。

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リムの内幅はなんと25㎜

なんという超幅!!

RacingZEROがスッポリ303の中に入ってまだ隙間が空きます...

 

あまりにリム幅が広くてぱっと見700Cじゃなくて細いタイヤが付いた26インチ位のホイールに見える位です。

なんだかホイールが小さく見える錯覚に陥ります。

 

なんと適正タイヤサイズは28C~55㎜幅までで、クリンチャータイヤは使用不可となっています。
リムのフックが無いため、チューブレス・チューブレスレディタイヤ専用チューブは使用可能ということです。

 

しかも新しいZIPPのホイールには生涯補償が付いてきます。
安心してガッツリ乗れますね!

 

これはエアロ系のロードの凄い武器になりそうです。
低圧で高速で走れるなんて夢のようなホイールです。

チューブレス好きの店主としては気になってたまらんです~





…という訳ですが、今回もしっかり販売前にハブ調整と振れ取りをしっかりしておきました。

いくら有名ブランドの高級ホイールと言えど、ほとんどの物が調整不足でハブのグリス不足や振れが酷い物が多いです。

正直言って初期調整なしで新品ホイールに乗るなんて考えられません。

性能が発揮できないだけでなく、製品寿命も縮む原因になってしまいます。

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実は今回もセンターが出ていませんでした

 

リムブレーキの場合は大きな振れがブレーキシューに接触する恐れが有るので気にすることが多いですが、ディスクブレーキ仕様だとその点関係無くなるからか雑な初期調整品が多い印象です(+_+)

 

もちろん名のある有名ブランドの製品は品質に関してはバッチリですが、細やかな調整は専門店に任せてメカニックの手を入れてから完全になるという、完成車と同じ昔からの流れです。

良いホイール程きちんと調整販売するお店で買ってくださいね。








~琵琶湖・湖西のスポーツ自転車専門店どてるし~
当店でお買い上げ頂いた自転車はすべて分解してから確実な組み立てをします。
隅々までチェックしているので、点検と簡単な調整はずっと無料です。
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