店に帰るまでが一周です。~残り数分でも気を抜かない~

琵琶湖・湖西のスポーツ自転車店どてるしの身に覚えのない青あざは痛くないのが不思議なナオコ☆です。

定休日に休校中の子ども達もいるし、「子どもと南湖一周でもしようか」という話になり、どの日に決行出来るか機会を伺っていました。

この日は幸い曇りのち晴れという天気予報だったし、子どもの休憩時間も考えて5時間ぐらいで一周する予定で10時頃出発することに。

私のペダルは一応フラットに交換です。
子ども達に何かあった時にさっと自転車を降りられるように!!

 

子ども車は身体の大きさに合わせてサイズアップしたけど、脚も伸びたし漕いでる姿勢が窮屈そう・・・
サドルの高さをあげて漕ぎやすい姿勢で乗れるように、サドルに座ったまま地面に足をつけないよう自転車の降り方も教えます。

快適にスポーツ車に乗るために必要な技術ですね。


道中次女が段差にタイヤがとられて転倒。
段差の越え方を教えつつ、

私が小さいときもこういう事がよくあったなぁ・・・
痛いんだよなぁ・・・なんて。

出発してまずは登りを何回か越えてメゾンローズさんを目指します。

店主からちょっと早いホワイトデーのお返しです。登りはイラナイ。

f:id:doterushi:20200315182315j:plain

行きはよいよい

スウィーツ休憩を挟んでから南湖のコースに戻ります、・・・が雨がぱらぱら降り始め...

f:id:doterushi:20200315182505j:plain

パラパラし始めました

唐崎の近くではもう雨宿りが必要なくらい。
 

f:id:doterushi:20200315182849j:plain

長袖やカーディガンがあって良かった

身体が冷えるので、暖かい物で補給をしてこの先をどうしよう。
引き返すならここで・・・どうする?

と相談しつつ雨雲レーダーも確認。
天気予報が雨マークに変わっている!!
雨雲も迫っているけど、長等商店街まで頑張って進んでまた雨宿りの計画を立てることにしました。

f:id:doterushi:20200315182605j:plain

雨・・・ひどくなりそうですね



商店街までの道中、大津京の駅前では長女が濡れた側溝の蓋に滑って転倒。
これもよくやったわぁ・・・。
濡れたマンホールにも注意してね!

ベタベタになりながらやっとたどり着いた商店街。
ポタリングでたまに寄るというパン屋さんに雨宿り中のパンを買って、アーケードに入る頃にはもう雨が激しくなってギリギリセーフかも。

f:id:doterushi:20200315183141j:plain

焼きたての食パンが美味しいそうです



途中パンダあんまんも追加。

f:id:doterushi:20200315183026j:plain

パンダあんまん1つ150円


 雨雲レーダーで30分後には一度晴れるので、時間通りに晴れたらすぐ再出発!
次の雨雲はもう後ろに来ているので行けるところまで頑張ります!

f:id:doterushi:20200319140446j:plain

♪来~る~…きっと来る~

近江大橋を渡る頃にはパラパラ降ってきましたが、渡りきったら雨の勢いが増したので橋の下でまた雨宿り。


この先は本当にどうしようか相談していると次女は「雨の中でも走りたい!」と。
変わって長女は「迎えに来てもらえるなら、ここで終わりにする。」なんて。
雨の中を転倒込みでここまで頑張ったので、長女のリタイア・・・いいんですが。
いいんですが・・・。

「ここまでたくさん頑張った!また晴れた時に南湖一周すれば、今日よりもっと楽に出来ると思う。
でも、雨でも頑張って南湖一周したら貴重な思い出になるんじゃない?
なんて誘導をしてしまいます。

渋った後に長女も続行する気持ちが出てきたようで、また再開。
反対側の歩道で友達同士で走って雨宿りしていたお兄さんたちも雨の中楽しそうに走って行くのを見たから?

琵琶湖大橋までは道路が整備されているのでお話をしながらゆるゆる進みます。
やる気があまりなかった長女が本気で自転車を漕いで進んでいったり。
反抗期の表現の仕方!

烏丸半島まできたら空はもう晴れています。
最後の登り坂は琵琶湖大橋まであと少しだよ~。

f:id:doterushi:20200319140614j:plain

最後の休憩

次女の琵琶湖大橋のために力を温存している発言を聞いて、案外計算しているんだなぁと感心します。

琵琶湖大橋に入っても最初は平坦だし、どてるし坂よりゆるい坂が長く続くだけだから自分のペースで登ってね。
と伝えて私の自分のペースで登ります。
子ども達の事は店主に任せた!!

f:id:doterushi:20200315183821j:plain

登りきった!!と自転車を降りずにすぐ下っていきました。


足つき無しで子ども達頑張ります。
日頃根性がないなぁって思っていましたが、考えを改めないと・・・

橋を下ってからは次女の「もう駄目・・・もう足が・・・」と弱音がよく聞こえます。
「お店まであと5分ぐらいだからあれ頑張れ!!」と励ましてもフラフラして危ないです。
「もう少しだよ!」
・・・と後ろから何度も励まします。
道の先にはもうゴールのどてるしが見えています。
・・・が、私の目の前に白いガードレールが!!
その瞬間に右太ももがフレームとガードレールに挟まって痛い!!
バランスが崩れて、慌てて左足を出すも側溝隙間が目に入り
・・・脳裏に浮かぶのは以前に溝にはまった時のこと。
このまま溝にはまったら大惨事だって事まで考えれました。
ペダルに置きっ放しの右足を動かしても自転車は前に進まず、そのまま左に倒れていきます...が、何とか左足で踏ん張れました。
後ろから店主の「え”っ?!」って声も聞こえます。

転倒はしませんでしたが、痛すぎて右足動きません。
びっこ引きながら安全な場所に移動して足の確認。打撲だけのようです。
次女は後ろにいる母がこんな状態なのに気づいてないのかお店に向かって走って行きます。
なんか寂しい・・・

歩くには痛すぎるから自転車に乗った方が良さそう。
またがってこぎ出したらチェーンが外れていてこげない・・・

痛いのにまた足を動かしてチェーンをはめてお店に向かう・・・
結局7時間ぐらいかかって一周できました。
次女はお店で「足が死んだ・・・」と倒れて、長女は平気そうでした。

帰ってから太ももの確認をしたら青あざになっていて結構な打撲でした。
関係ないですが、左膝の上に数日前からある身に覚えのない青あざも一緒に見ると痛々しいです。

2日間はびっこ引かないと歩けませんでしたが、4日目になるとゆっくり正座も出来るようになってきました。
子ども達と南湖一周、私にも貴重な思い出となりました。
ゴール目前でも気を抜いたらいけませんね。
しかし、乗り慣れていな状態なのでフラットペダルにしておいて本当に良かったな!!!と心から思いました。

f:id:doterushi:20200319140716j:plain

虹がお出迎え






~琵琶湖・湖西のスポーツ自転車専門店どてるし~
当店でお買い上げ頂いた自転車はすべて分解してから確実な組み立てをします。
隅々までチェックしているので、点検と簡単な調整はずっと無料です。
スポーツバイクで困った事はお気軽にご相談ください。
毎週末朝の走行会やってます。どなたでもお気軽にご参加下さい。
一緒に最後まで集中をしましょう♪