琵琶湖・湖西のスポーツ自転車店どてるしの店主です。
新年2020年営業開始早々に導入したe-Bikeで土曜朝ポタリングに行って来ました。
土曜朝ポタリングは平坦路の最高速度を23キロまでと定めてのんびり走っています。
なので参加者様はロードやクロスバイクだけでなく、マウンテンバイクや折り畳み自転車でご参加頂いています。
という事で、日本の法律により24キロまでしか電動アシストがかからないe-Bikeには土曜朝ポタリングの速度域はテスト走行に丁度良いじゃないか!ということで、e-MTB(マウンテンバイク)初心者の店主が早速行って来ました(`・ω・´)ゞ
簡単に電動アシストの事を言うと時速10キロまではしっかりアシストされて、10キロからアシストがカットされる24キロにかけて徐々にアシスト力が弱まっていく仕組みです。
…つまり超低速で走り続ければずっとラクチンってことですね( ̄▽ ̄)
21.1Kgという重量ですが、走り出しのアシストでギュウウウンと加速します。
走りの重さは感じません。
走り出して、朝ポタリングで走る速度の20キロちょっと辺りまで速度が上がるとアシストされてる感じはしません。
でも車重が重くて、しかも太いブロックタイヤを履いたマウンテンバイクで舗装路を走る割に、クロスバイクで走っている時とあんまり変わらなく走れています。
道中未舗装の所に突っ込んでみたところ、漕がないといきなり失速しますが、軽くペダルに体重をかけると舗装路とあまり変わらず走れちゃいました('Д')
今日のポタリングコースはコンビニ休憩後にちょっとアップダウンの続く北コースです。
ロードで頑張って登ってるまぁちゃんに自転車交換を申し出ました。
やたらと快く交代してくれました...
「え~ナニコレ~超らくちん~」
…と急に元気に。
実際坂を走ってみて、20キロ弱位のスピードだとちょっとだけアシストされてる感じですが、斜度がキツくなるとどうしても速度が落ちるのでアシストが強烈にかかります。
すると結局のところ、差し引きして斜度に関係なく同じくらいの負荷で坂が登れます!
またにくい所が日本仕様のアシストセッティングがうまく効いて、それなりの運動負荷が常にかかってくるところです。
スピードが乗ってくるとアシストは弱まるし、スピードが上げられないとしっかりアシストしてくれるわけです。
オートバイ的に勝手に走るでもなく、シティ車並みにスポーツではない移動手段風にもならない訳なんです。
負荷を減らしたスポーツになります!
ずっと疑問に感じてた電動アシスト車に変速は必要あるの?と言うのにも、アシストがかかっていようがスピードが上がればケイデンスが上がり過ぎて重いギアが必要に感じるので必要だという事がわかりました。
また低速で走る時にギアが重たくてもアシストで漕げちゃうわけですが、やっぱりそれなりに軽いギアが無いとケイデンスが下がり過ぎて乗りにくくなります。
やっぱり変速は必須で、やっぱりスポーツで自転車に乗っている感じです。
逆に店主は急にいつものロードになったわけなんですが、やっぱり転がりの軽快さは圧倒的ですね。
抵抗の無さから登りもスイスイ走ります。
車重の軽さが扱いやすさにも表れていることが改めてわかりました。
e-MTBのブロックタイヤの転がりの重さはパワーでねじ伏せてる感じでした。
長い下りで高速になるともちろんアシストはカットされてしまいますが、サスペンションとエアボリュームから優しい乗り心地で転がっていきます。
でもこれは同じe-Bikeでもクロスバイクやロードタイプにすると、舗装路で転がりもスムーズなのでグッと加速しますし、やっぱりアシストが有っても無くてもオンロード車はオンロード用でオフロード車はオフロード向けだとわかりました。
カップルやご夫婦でお出かけの際に、いつもヒルクライムしてるご主人が自転車乗らない奥さんと「一緒に峠登りに行こう!」「うん!行く!!」なんて従来ではあり得なかったような事も可能になるわけです。
クロスバイクタイプだと税抜で20万円を下回るものも出てますので、カップルでのお出かけや、負荷を上げ過ぎずに心地よくスポーツとして自転車に乗りたい方にお勧めです。
帰りは志賀駅前のるうたさんでパンを買って帰りました。
実際走ってみて思ったことは、e-MTBは未舗装路を走った時に舗装路走ってる時とあまり変わらず走り続けられることから、坂+悪路を楽しむ乗り物だ!ということです。
e-クロスバイクやe-ロードバイクは基本的に坂道アシストと言う感じですが、MTBにするとそれに加えて、転がらなさ過ぎて止まってしまう悪路も進んで行く感じです。
どてるしの試乗車はフロントサスペンションのみのタイプですが、前後フルサスペンションタイプのe-MTBに先日試乗して来たら、もはや魔法のじゅうたんみたいでした(∩´∀`)∩
個人的にはe-グラベルロードが乗り慣れたドロップハンドルで、クッション性も良く転がりも良く一番気に入りました。
e-Bikeは車種も価格帯も増えて面白くなっていきますね~
結論としては...
負荷を減らして舗装路をスポーツで走るならe-クロスバイク・e-ロードバイク。
未舗装路の遊びの幅を広げるのがe-MTB。
じゃないかと思います!
試乗車としてお試しいただけますのでぜひ乗ってみて下さい!
スポーツ自転車乗りとして坂道は根性だ!って思ってましたけど、乗ってみてちょっと世界観が変わりました。
特にMTBの何でもあり感は凄いです。
海外でのe-Bikeのシェアが圧倒的に多いのがなんとなくわかっちゃいました。
お気軽に試乗のお申込みをどうぞ~
~琵琶湖・湖西のスポーツ自転車専門店どてるし~
当店でお買い上げ頂いた自転車はすべて分解してから確実な組み立てをします。
隅々までチェックしているので、点検と簡単な調整はずっと無料です。
スポーツバイクで困った事はお気軽にご相談ください。
毎週末朝の走行会やってます。どなたでもお気軽にご参加下さい。
一緒にe-Bikeを楽しみましょう♪